【兵庫県】新須磨病院 創傷治療センター
〒654-0048 神戸市須磨区衣掛町3丁目1番14号
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当院では2003年に足潰瘍治療に特化した創傷治療センターを開設しました。開設以来、外来を受診された患者さんの総数は2000名となりました(2019年10月)。その半数は下肢動脈の閉塞・狭窄が原因で足に潰瘍や壊疽を形成した重症下肢虚血患者さんです。重症下肢虚血の治療には、下肢血流を改善する血行再建術や足潰瘍の治療のための手術、創傷管理、フットケア、フットウエアなど様々な治療が必要となります。また治療期間が長くなったり、退院しても再発することが多かったりするため、退院支援などのケアも必要となります。当センターでは血管外科医と形成外科医、看護師、義肢装具士、理学療法士、社会福祉士など多職種でのチーム医療をおこなっており、患者さんの足潰瘍の状態や全身状態、日常生活度、社会的背景を含めて、どのような治療が個々の患者さんにとってベストであるのかを日々相談しながら治療を進め、治療開始から退院、そして退院後のケアまでしっかりサポートできる体制を作っています。血行再建術は主として血管外科医が担当し、血管内治療や外科的バイパス術を施行しております。また足潰瘍の治療は主として形成外科が担当していますが、当院だけでは対応できない場合は、他の病院と連携し患者さんにとってより良い環境で治療をうけることができるようにしています。
標準的な治療では救肢が難しい場合、膝下や膝上での切断が回避できないことが多いですが、少しでも足をなくす患者さんを減らすため、LDLアフェレーシスや再生医療などの補助療法も積極的に導入しています。
足潰瘍は一旦発症すると難治性となることが多いです。そのため足潰瘍の発症を予防するため、足潰瘍を発症しやすい糖尿病患者さんを対象としたフットケア外来を糖尿病療養士、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)が担当しています。フットケア外来では神経障害の有無を調べ、胼胝や爪のケアをおこない、足潰瘍を予防するための日々の生活での注意点について指導します。
足潰瘍は一旦発症すると難治性となることが多いです。そのため足潰瘍の発症を予防するため、足潰瘍を発症しやすい糖尿病患者さんを対象としたフットケア外来を糖尿病療養士、皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)が担当しています。フットケア外来では神経障害の有無を調べ、胼胝や爪のケアをおこない、足潰瘍を予防するための日々の生活での注意点について指導します。
アクセス・お問合せ
住所 | 654-0048 神戸市須磨区衣掛町3丁目1番14号 |
電話番号 | 078-735-0001(大代表) |
ホームページ | https://www.jikeikai-group.or.jp/shinsuma/ |
代表者 | 形成外科 辻依子先生 北野育郎先生 |